2012年03月26日
ブログにはブログで。。。
こんばんわ、安里です。明日いよいよ沖縄を発ちます。毎年ながらものすごく短い2か月でした。。。。
今回の舞台でいろいろな方がブログやメール、電話などでそれぞれの感想を述べていただき感謝です。ありがとうございました。
そんな中、私なりにも思う事がありこの場において言わせていただきたいと思う事があります。こういう舞台をするとよく、~のようだった。私は以前にこれを見たことがあるという事を言われます。
これってとても面白い事で、人は皆同じように手が二本・あしが二本で立っています。そして、人種に関わらず追及していくと真似しようとは思わなくとも近いものになってしまうのではないでしょうか?人にとって生と死というものは身近にあり、踊りを追及していくうえでそういうものを表現しようというのは誰しもあるものです。
世界的に著名な振付家がそういう振りをしていた、そして今回舞台を観ていたら似たような場面に出合い残念に思った。。。。等と言う意見に対しては私はあえて苦言を呈したいと思います。だって同じ人間なのですから!逆に、舞台を観ていてそういう事に当てはめてみているという事は観ている側が創造性に限界があると思います。舞台に対してのボキャブラリーが少ないのではないかと思います。
人は踊りだけでなくとも、何かを追及していくことでシンプルな領域に行きつくものだと思っています。ある人がブログで提示したあの作品を、その振付家が見たと誰が決めるのでしょうか?
批評は自由ですが、私にとってはとても大切な作品に対してのそういう意見だったのでブログにはブログで反論しようと思いました。
私はこのプロジェクトを通して、作品つくりの面白さや大切さを沖縄の人に知っていただきたいと思っています。誰も誰の真似でないし、逆に言えば誰かは誰かの真似なのです。そんな中で人間が生きているという実感や証を舞台で残していきたいと思っているので、ああいう批評には敢えて言うべきだと思い、今日のブログを書きました。
私達はこれからも私達のオリジナルを創っていきます。そして、誰かの心の琴線に触れる事をしていきたいと思います。できるのなら、お客さんが真っ白な心で観てくれることを願います。
Posted by TAMATE箱 at 00:56│Comments(0)
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